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2025年6月25日、国立研究開発法人産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)は、NVIDIA Corporationと量子・AI融合計算技術の産業化に向けた基本協力フレームワーク(以下、本フレームワークという)を締結しました。 G-QuATでは、2020基のNVIDIA H100 Tensor コア ...
図3 さまざまな物質の内包例。本技術で作製したマイクロカプセルにDNAや抗体、ナノ粒子、大腸菌を内包することに成功した。マイクロ流路幅は20マイクロメートル。各内包物は緑色で示している。蛍光顕微鏡画像。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研という)とダイキン工業株式会社は、空気清浄機や空気調和設備(以下「空調」という)の配置が室内の 粒子濃度(飛沫濃度) に与える影響を評価し、適切な配置によって室内の粒子量を大幅に削減できることを確認しました。 本研究で ...
プルシアンブルーは18世紀に発明され、ゴッホや葛飾北斎が利用した青色顔料です。産総研では、プルシアンブルー(PB)およびPBの金属イオンの種類と比率を変えたPB型錯体を活用し、大気中のNH 3 と水中のNH 4+ を吸着、除去するための吸着材を開発してきました(2019年1月23日 産総研プレス発表 ...
産総研は、放射線治療現場と同型の医療用リニアック装置を産総研内に設置し、医療用リニアック装置からの高エネルギー光子線と高エネルギー電子線の線量を高精度に計測し、これを基準に放射線治療用線量計を一次校正する技術を開発しました(2013年9月12日 産総研プレス発表)。一方 ...
ロボット基盤モデルを構築するための設備の導入・運用も進めており、これまでにAI橋渡しクラウド(ABCI)をはじめとする計算資源やデータ収集に必要となるロボット実験環境を整備してきました[注意事項]。さらに、最先端の模倣学習手法を実世界やシミュレーションのさまざまな環境で再現 ...
研究の背景 現在、国内で発生している廃プラスチックのうち有効利用されているのは717万トンで、そのマテリアルリサイクル率は22%にとどまっています。なお廃プラスチックの原料の割合はポリエチレンやポリプロピレンに代表されるポリオレフィンが半分以上を占めている状況です。 (注2 ...
産総研では、国家計量標準機関として時間・長さ・質量などの国が整備すべき計量標準の開発と供給を行っています。今回の研究チームは、流量についての計量標準の開発と供給に従事する傍ら、関係する計測・評価技術の開発と高度化を行い、さまざまな形での社会実装を目指しています ...
過去約258万年間の地球は、寒冷な時代と温暖な時代が繰り返しています。過去には、現在よりも温暖で海水準が高かった時代が何度もありました。それらの温暖な時代における環境は、地球温暖化が進行した場合の将来像を予測するために活発に調べられています。 過去の温暖期である約10万年 ...
産総研グループ(国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)、および株式会社AIST Solutions)は、2025年1月中旬までに大規模AIクラウド計算システム「ABCI 3.0」の一般提供を開始します。 ABCI 3.0は、従来システムの GPU より高性能で省電力の最新GPUが6128基搭載された計算 ...
ペロブスカイト太陽電池は実用化が期待されていますが、不十分な耐久性などの課題が残されています。産総研では、ペロブスカイト太陽電池の実用化を目指し、高効率化・高耐久化に向けてペロブスカイト組成の改良、新規材料開発、大面積への材料成膜技術、電力を効率よく取り出す技術 ...
低炭素社会の実現に向け、電気自動車や産業機器のモーターには、さらなる高効率化・小型軽量化が求められています。多くの高効率モーターには永久磁石を用いた磁石埋め込み型(IPM)モーターが使われていますが、電気自動車などの用途では高い耐熱性が要求されます。現行のNd-Fe-B磁石で ...